水割り
Whisky and Water
ウイスキー1に対して水2〜2.5が目安。材料が2つしかないぶん、水の質と氷の質がそのまま味になる。度数を落としても香りとコクを残せるかどうかが、この一杯の全部といっていい。
比率は固定ではなく、相手の状態に合わせて動かすもの。飲み疲れているときや空腹のときは水を増やして角を落とす。薄めるほど氷が溶けた影響も出やすくなるので、溶けにくい硬い氷を使うと最後まで味が保つ。なお『バーテンダー』Glass 1 に出てくる水割りは、この 1:2〜2.5 では強すぎると判断して作中でさらに度数を落としているが、その比率は作中に数値で書かれていない。Glass 5 のほうは作り方が描かれていて、マドラーは水平に回さず下から上へ引き上げる。ウイスキーと水は比重が違うので、横に回しても層のまま混ざらないという理屈になっている。
材料
| ウイスキー | 45ml |
|---|---|
| ミネラルウォーター | 100ml |
作り方
| 技法 | ビルド |
|---|---|
| グラス | タンブラー |
手順
- タンブラーに氷を入れ、ウイスキー 45ml、ミネラルウォーター 100mlを注ぐ。
- 軽くステアして混ぜる。
手順は技法・グラス・材料から機械的に組み立てた標準的な作り方です。分量や仕上げは好みで調整してください。
度数の目安
約11%中程度
| 純アルコール量 | 約 14.4 g(18 ml) |
|---|---|
| 加水後の想定容量 | 約 167 ml |
ビルドによる氷の加水を見込んだ概算値です。
この一杯が出てくる漫画
- 『バーテンダー』Glass 1「優しい止まり木」この話の主役。佐々倉は中座して10分もらい、その間に厨房で氷を用意してから出す。カクテルではないものを出されて神嶋は最初激怒するが、飲んで折れる。作中では一般的な水割りの比率をウイスキー1:水2〜2.5とし、荒れた舌にはそれでも強すぎると判断したと語られる。ただし佐々倉が実際に使った比率は数値で書かれていない(「ギリギリまでアルコール度を落とした」とだけ)。
- 『バーテンダー』Glass 5「カクテルの魔法」客として入ったキャバクラ「MAGICAL」で、ホステスの作った水割りを見かねて佐々倉が自分で作り直す一杯。作中で説明されるのは道具の動かし方だけで、ウイスキーと水の比率は出てこない。マドラーは水平に回すのではなく「下から上に引き上げる」。ウイスキーと水は比重が違うので、横に回しても層のまま残るという理屈で、佐々倉はこれを「立派な化学」と言う。ボトルは描かれておらず銘柄は分からない。
- 『バーテンダー』Glass 7「スーズの記憶」早瀬に同行した取引先の年長者2人(三松商事の三田係長と吉田機械の吉田社長)が「私たちは水割りでいい」と自分たちの分だけ注文する。銘柄は描かれず、作り方の描写もない。後半に映る勘定書きにも「水割り2杯」とだけ載っていて、この話では完全に脇役の扱いになっている。
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